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医師のためのコミュニケーション術
医局の存在 更新日 2016.2.4

医局の存在

人間関係を決める医局とは?

よく医療関係のドラマなどでも題材に使われますが、医師の人間関係にとって医局は切っても切り離せません。そもそも医局とは主に大学の医学部や大学病院でのグループ組織を指し、その母体は研究室や診療科、教室などになります。聞き覚えのある単語なので、一般的な用語で医局という組織が明確にあるように感じるかもしれませんが、実は公式に医局という組織があるわけではありません。しかし、研究室や診療科等をベースにした医局の人間関係の繋がりは広く、そもそも日本の医師が徒弟制度的な文化を持っていることもあって、関連病院なども含まれた一大組織になります。
基本的に一度医局に所属すると他の医局に移ることはないので、村社会の論理が働き良くも悪くも濃い人間関係が形成されます。

医局の中の権力構造

医局の中の人間関係はフラットなものではありません。その関係は教授を頂点として、助教授、講師、助手、平医師という上下の関係があるピラミッド構造を成しています。また医局には通常数十人から100人前後の医師が所属しますが、当然頂点にいる教授は1人だけです。そしてその教授が医局内の人事権を、ひいては関連病院への出向や海外留学時の推薦など医師の人生に関わる事柄の多くを決める絶大な権力を有します。

関連病院への人事権も掌握

医局の力関係の影響は、その医局に所属している間に限りません。医局は主に大学病院を母体とした組織ですので、その他の病院で働く場合や個人で開業、あるいは親元の病院を継ぐ場合などは関係ないように思えます。しかし、出身大学の大学病院以外に就活をする場合、医局の推薦があるかないかで大きく結果が変わります。また、市中の病院へ大学病院からどの医師をどれだけ派遣、斡旋するのかは医局の管轄になります。そのため、出身大学の病院を離れても医局の人間関係や権力構造からは望む望まないに関わらず脱せられないのです。
このことは好意的に考えれば医師個人にとってメリットも多く、医局やその上司と良い関係を築けていれば長い医師人生の中で様々な便宜を図ってもらえることに繋がります。しかし、逆にその人間関係が悪ければ大きなハンデとなってしまうでしょう。

新人医師が医局に所属するまで

なお、医局の姿は少しずつですが変わってきてもいます。2003年以前は医師は母校の医学部を卒業するとそのいずれかの医局に席を入れ、先輩医師の指導を受けていました。しかし2004年以降、スーパーローテ方式が採用され、まずは医局に所属せず数ヶ月単位で各診療科を回って学ぶようになっています。これはお試しで様々な医局を体験出来る制度ともいえるでしょう。
そのスーパーローテ後はいずれかの医局に所属する場合がほとんどなのですが、初めから1つの医局に縛り付けられた時代に比べると柔軟性は上がったといえます。

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医局の存在

ドラマや漫画の題材として取り上げられることが多いですが、医師同士の人間関係には「医局」というものがとても大きな影響を及ぼしています。これは日本の病院構造独特の制度で、大学病院を頂点とする病院のピラミッド構造に由来しています。この制度があるために、病院や医師は緩やかに連帯しコミュニティの維持に役立っていますが、同時に様々な苦労を生じさせる原因にもなっています。詳しく見る